未来への誓い
   
   PTA会長

       黒 井  俊 光
  
 平素はPTA活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。緊急事態宣言のもと、初のオンライン書面審議により、皆様から新年度の本部役員のご承認を頂きました。今年度PTA会長を務めさせて頂きます。一言ご挨拶をさせて頂きます。 

まず、川越前会長をはじめ退役される本部役員の皆様、お疲れ様でした。先輩方は、小野高生が安心して学校生活を過ごせるように日々見守り、またPTA活動においては安全確保を第一に考え、活動をされていました。振り返りますと春先のクリーンキャンペーンでは降雨で中止、秋の教育講演会は台風直撃により中止、冬には衛生面の確保が未完全で応援鍋を中止。また、PTA総会をオンライン書面審議にて行うアイデアを実現。何れも会員皆様が心待ちにしていた行事であったものです。慎重な議論を重ね、決定の過程を共有したなかで、勇気のいる決断とやり遂げる意志の強さを確認しました。一貫してブレない信条は、リーダーとしての道を率先垂範しておられました。私達、新本部役員も先輩方から学んだ安心、安全なPTA活動を堅持し、生徒の健全な成長を図る目的を先生方と共に協力して行なってまいります。

 さて、グローバル化により人の移動と交流でコロナ感染は拡大し、世界的なパンデミックに陥っていると報道されています。いつ終息になるのか今、収束をさせる懸命な努力が私達に求められています。当たり前にあったありふれた日常生活が有難くも懐かしくもあり、非日常がこんなに常態化すると、ウィルスとの共存を視野に新しい生活様式に慣れなければなりません。現在は第4次産業革命といわれ、ソサイエティー
5.0へ向け、社会や産業構造が変化していく、大きな技術革新の真っ只中です。コロナ感染拡大の影響により、IoT.AI.ロボットの進化とテレワーク、ネット通販などの働き方や生活様式の変化で加速度的に便利さが進む反面、サイバー犯罪やネット依存などの難題の解決や改善が必要となっています。変化著しい社会環境ですが、小野高校では昨年度より文科省のSSHの指定を受け、今年度からは再編による科学探求科とビジネス探求科の新しい学科を創設。この北播磨地域から世界へはばたくリーダーの育成を目指されています。小野高生のひたむきに全力で勉強や部活動に取組む姿勢をみて、その情熱、輝きに着実な歩みを継続していると感じ、期待で胸が熱くなります。私達PTAはどんな未来が来ようとも生徒を中心に据え、生徒と学校に何が今、一助となるかを考え目の前にある課題を一つずつ解決しながら、会員の皆様と共に感動を分かちあえるPTA活動を大切にしてまいりたいと考えています。

最後に会員皆様のご健勝とご多幸をお祈りし、また更なる温かいご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いし、私の挨拶にかえさせて頂きます。

                                  ■ トップページへ